2021年3月8日(月)に発売予定の週刊少年ジャンプ「逃げ上手の若君」7話ネタバレ最新確定情報を考察予想と共にお届します!
前回は、人食い牛との勝負が決着!北条時行一党は「逃若党」と名乗ることを決め、仲間との信頼関係を深めましたね。
一方で、足利尊氏側も動きます。
信濃守護に、北条家を裏切った小笠原貞宗を就任させ、北条家残党を探し出すところで前回は終わっていました。
新たなる刺客がやってくると同時に、これを迎え撃つであろう諏訪頼重の動きも気になるところ。
そんな逃げ上手の若君7話のネタバレ最新確定情報を、さっそく考察予想と共にお届けしていきましょう!(^▽^)/
逃げ上手の若君7話ネタバレ最新話確定内容を紹介!
漫画「逃げ上手の若君」7話のネタバレ最新確定情報が手に入りましたので、早速お届けしたいと思います!
刀の才能がない北条時行
ついに武芸の訓練を始めた時行ですが、彼は刃を藁束にも立てることができません。
さすがにこれには、逃若党含め諏訪頼重も呆れ顔。
しかし頼重は、彼が刀を上手く扱えない理由を分析します。
時行の筋肉は攻撃中でも常に「すぐ逃げる」準備をしているため、刀を振る際にどうしてもへっぴり腰になってしまうのだと言いました。
それに対し、亜也子が「五大院の首は取れたじゃないか」と言いますが、時行は「あの時は逃げる必要がなかったから」と打ち明けます。
確かに、五大院を討ち取ったときには弧次郎と亜也子の尽力が大きかった上、敵が兄の仇ということもあり時行には迷いがありませんでした。
刀を振る訓練にもならない時行に、弧次郎は鍛錬あるのみだと告げます。
時行の特性を生かした戦い方
しかし頼重は、時行が刀を扱った戦い方をするのに賛成できませんでした。
攻撃の筋力を鍛えすぎると逃げ筋が衰え、時行の長所が消えてしまうと懸念します。
そこで次に試した武器が弓矢でした。
こちらは時行も自信があったようで、的のど真ん中!とは言わずとも中々いい位置に矢を当てることができます。
父である高時が弓競技を見るのが好きだったため、よくやらされたのだと時行は言いました。
これには弧次郎も「筋がいい」と素直に褒め、頼重も弓の技術を伸ばすことを勧めます。
その中で、頼重には一つの悩みがありました。
大将たるもの、逃げるだけでは軍の士気を損ないます。
その中で時行の特性を活かし、かつ逃げながらも敵を倒す術を覚えさせたい。
そんな邪道を教えさせるには一体どうすればいいか……頼重は一人思案するのでした。
小笠原貞宗の登場
時行達が鍛錬に精を出している中、慌てて頼重を呼びに来た者がいました。
西信濃の小笠原貞宗が尋ねてきたという知らせに、頼重は驚いたように対応します。
時行は小笠原貞宗という男を知りませんでした。
当然面識もないという時行を、頼重は近くの小屋に隠します。
小笠原貞宗は、自分が信濃守護に任命されたことを頼重に伝えに来たのでした。
相対した頼重に、貞宗は「今から自分は貴方より上の立場だ」と笑います。
当然それに反発したのは、頼重の後ろに控えていた諏訪一族でした。
先日まで諏訪の下働きだった貞宗が、自分たちに命令する立場になったことをを許せません。
それに対し、貞宗は自らの立場を考えろと告げます。
鎌倉幕府が滅んだ時、逆賊・北条と戦い多大な功績を立てたのは貞宗であり、それに引き替え諏訪一族は北条に荷担した逆賊であると。
領地全没収でも文句はいえないと告げる貞宗に、諏訪一族は歯を食い縛ります。
そんな中で、貞宗は頼重に、北条一族やその重臣の生き残りがいるなら明け渡せと要求してきました。
貞宗の突出した才能は、その千里眼にも近い視力の良さでした。
100メートル先の木の陰からこちらを伺う武士、万一に備え懐の小刀を握る老人、小屋の格子の隙間からこちらを覗き見る子ども……その全てを貞宗は的確に言い当てます。
頼重はあくまで冷静さを崩さず、匿っている者などいるはずもないと貞宗に告げました。
しかし貞宗は当然それに懐疑的です。
だがまぁ今回は挨拶だけだと……不敵な笑みを浮かべて去って行くのでした。
新たなる信濃守護は弓の名手
恐ろしい観察眼を持つ新たな信濃守護・小笠原貞宗。
彼はその去り際に、もう一つの才である弓術を頼重たちに披露していきます。
「急ぎで来たので手土産もなく、せめて諏訪明神に鹿を一頭献上しましょう」と告げる貞宗に、頼重は訝しげな顔をしました。
貞宗はそのまま弓を構え「諏訪大社では耳の裂けた鹿が獲れると縁起が良いそうですな」と矢を放ちます。
その矢は、頼重たちの遙か後方で待機していた巫女の耳を射貫きました。
そのまま倒れた巫女の姿に、貞宗は大笑いして去って行きます。
北条時行の資質
小笠原貞宗が去った後、諏訪頼重と逃若党は小屋の中で今後の放心を決めていました。
貞宗は天下に聞こえた弓の名手。その弓を支えるのはあの並外れた視力と観察力だと、頼重は新たな敵を冷静に分析します。
それに対し、激高するのは弧次郎でした。
只の巫女に弓を引くなどあり得ないと、時行に同意を求めます。
当然時行も同じ思いでした。武士として恥ずべき行い、目玉一杯に性格の悪さが詰まった男だと呟きます。
しかし時行には、それと同じくらい思っていることがありました。
「ただ――弓だけは……本当に美しかった」
時行の言葉に、その場にいたものは唖然とします。
唯一頼重だけが、なんと素直で寛容な御方だと微笑むのでした。
憎き敵でも良い物は良いと認める度胸。その資質は大将になる時、必ず役に立つと実感するのです。
諏訪頼重からの試練
頼重は、時行に新たな試練を言い渡しました。
次なる鬼ごっこは「隠れ鬼」
貞宗の目的は北条家の残党を捕らえることと、それにかこつけて諏訪の勢力を弱めることだと言いました。
それに対し、時行が今後目的とするべきことは『絶対に正体を悟られないこと』と『貞宗の弓の技術を盗むこと』だと告げます。
貞宗は、守護の立場を悪用して、この先何度も諏訪の領地に因縁をつけに来るでしょう。
そして恐らく、何度かあの弓を見る機会があるはずだと言います。
頼重からの試練はこうでした。
身を隠し、素性を隠し、つかず離れず貞宗の弓を観察すること。
あの眼と弓から逃げ切る「隠れ鬼」
いつバレるか、いつ射貫かれるかのハラハラドキドキに、心躍らぬ時行ではないだろうと頼重は告げるのでした。
そして、そう言われた時行は頬を紅潮させながら自分の身体を抱き締めます。
彼もまた、頼重の試練に心を躍らせたところで、今回の話は終わりでした。
逃げ上手の若君7話ネタバレ最新話考察予想
さっそく、次はどんな展開になるのか、詳しく考察していきましょう(^▽^)/
>>前回6話のネタバレはこちら
諏訪頼重vs小笠原貞宗
鎌倉幕府時代の信濃守護は諏訪頼重が任命されていました。
彼は諏訪大社の頂点に位置する神職を勤めながら、武将でもあった人物です。
しかし後醍醐天皇による建武新政により、信濃守護という地位は小笠原貞宗に奪われる形となりました。
しかし諏訪頼重は、長年信濃諏訪を収めていた人物です。
諏訪明神の依代として、現人神として君臨していた彼の力は絶大なもの。
そんな彼を差し置いて、小笠原貞宗が信濃を収めるという構図は本当に上手くいくのでしょうか?
表立って争うことはできずとも、裏でバチバチに対立し合うことが予想されますね。
諏訪時継が登場か?
逃げ若にて、諏訪頼重には「雫」という娘がいますが、史実では諏訪時継という息子がいます。
信濃守護に小笠原貞宗が就任したことによって、舞台はいよいよ信濃諏訪が中心になるでしょう。
彼は父・諏訪頼重と共に北条時行を奉り乱を起こす人物です。
新たなる仲間の一人として、登場が予想されるのではないでしょうか。
諏訪頼重と北条時行が絆を深める?
現在、時行は郎党との関係を深めていますが、諏訪頼重との関係にも注目が集まります。
諏訪頼重は、史実において北条時行の父親代わりだった人物です。
加えて、逃げ若本編の中でも、彼は時行に多大な影響を与えたとありましたね。
諏訪頼重は2年後に死亡することが確定している存在です。
恐らくは彼と時行の関係も、深掘りされるのではないでしょうか。
北条時行は信濃諏訪で新たな郎党を得る?
現在、時行の郎党は雫・弧次郎・亜也子の三人です。
乱を起こすにはまだまだ心許ない人数ですね。
北条時行の部下は、皆忠義の厚い人物だったと史実にも残っています。
これから尊氏を倒すという目標に向かって、時行は仲間を増やしていくことが予想されます。
各地に散らばる北条一族が動く?
1333年から北条時行が乱を起こした1335年までの間に、北条残党による乱が起こらなかったわけではありません。
現代で分かっているだけでも計8回の乱が起こっており、その内の一つは1333年12月に記録が残っています。
これらの乱は、必ずしも北条氏の各家門が基盤を持っていた土地を拠点にしていたわけではなく、後醍醐天皇による政権に不満を持つ武士たちが北条氏を旗印にして起こした乱です。
北条家の直系は北条時行のみですが、北条の流れを汲む家は日本各地にありました。
逃げ若では彼らの動向も描かれるかもしれませんね。
逃げ上手の若君7話ネタバレ最新話に対する読者の声は?
新しい展開に期待する声が非常に多かったですね!
新たな敵と新たな師。
松井先生独特の世界観に注目が集まっています。
逃げ上手の若君7話ネタバレ最新確定まとめ
今回は、逃げ上手の若君7話のネタバレ最新確定情報を、考察予想とともに紹介しました!
逃げ上手の若君7話では、信濃諏訪を中心に新たな信濃守護との戦いがメインになると予想されます。
前・信濃守護であった諏訪頼重の動きも気になりますし、尊氏の刺客に対し時行がどう動くのかも気になるところ。
加えて、新たなる敵とくれば新たなる仲間が定石ですよね!
「逃若党」の拡大にも注目が集まります。
以上、漫画「逃げ上手の若君」7話ネタバレ最新確定内容を考察予想と共にお届けしました!